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「このマンション、売り物件が多い…」購入して大丈夫?

大切なのは「何戸?」より「なぜ?」

中古マンションを探していると、同じマンションから何戸も売り物件が出ていることがあります。

「5戸も売りに出ているけど、何か問題があるのでは?」

そう不安になる方もいるでしょう。

しかし、「売り物件が多い=問題のあるマンション」と決めつけるのは早すぎます。

大切なのは、売出戸数だけではなく、総戸数や管理状況、修繕計画なども含めて考えることです。

 

まず「総戸数」を確認する

例えば同じ5戸が売りに出ていても、総戸数30戸のマンションと500戸のマンションでは意味が違います。

マンションでは転勤、住み替え、相続、家族構成の変化など、さまざまな理由で売却が発生します。

大規模マンションなら、一定数の住戸が同時に売り出されていても、それだけで不自然とは言えません。

特に築20年、30年と経過すると、購入当時の家族構成が変わり、住み替えの時期が重なることもあります。

だからこそ、「5戸も売っている」ではなく「総戸数のうち5戸が売られている」と考えることが大切です。

「最近急に増えた」なら理由を確認してみる

一方、これまであまり売物件が出なかったマンションから、短期間に複数の住戸が売り出された場合は、その背景を確認してみてもいいでしょう。

例えば、管理費や修繕積立金の値上げ、大規模修繕、機械式駐車場など共用設備の更新、周辺環境の変化などです。

もちろん、複数の売主様が偶然同じ時期に売却しているだけかもしれません。

大切なのは、「売りが多いからやめる」のではなく、「何か共通する理由がないか確認する」ことです。

修繕積立金の値上げ=悪いマンションではない

例えば現在、管理費と修繕積立金を合わせて月25,000円だったものが、将来35,000円になる予定なら、購入後の家計にも影響します。

ただし、修繕積立金の値上げ自体が悪いわけではありません。

マンションを長く維持するために必要な資金を確保する目的で、適切に見直されるケースもあります。

むしろ「安いから安心」と考えるのも危険です。

現在の金額だけではなく、長期修繕計画や今後の値上げ予定、大規模修繕の計画なども一緒に確認することが重要です。

売り物件が多いからこそ比較できる

同じマンションに複数の売物件があることは、買主様にとってメリットになる場合もあります。

例えば、

8階・70㎡・4,500万円
5階・72㎡・4,300万円
3階・68㎡・4,180万円

と売り出されていれば、階数、向き、広さ、室内状態、価格などを比較できます。

ただし、一番安い部屋がそのマンションの相場とは限りません。

階数や向き、眺望、角部屋かどうか、リフォーム状況、売主様の事情などによって価格差が出るからです。

売出価格だけではなく、条件の近い過去の成約事例も確認して判断したいところです。

室内だけでなく共用部分も見る

内覧では、部屋だけを見て帰らないようにしましょう。

エントランス、廊下、ゴミ置き場、駐輪場、駐車場、掲示板などを見ると、日頃の管理状態が分かることがあります。

さらに本格的に購入を検討するなら、確認できる範囲で長期修繕計画や大規模修繕の履歴、今後予定されている工事なども見ておきたいところです。

中古マンションでは、部屋はリフォームできても、マンション全体の管理を自分一人で変えることは難しいからです。

まとめ――「何戸?」より「なぜ?」を見る

同じマンションから複数の部屋が売りに出ていても、それだけで「買わない方がいい」と判断する必要はありません。

まず総戸数を確認し、最近急に売物件が増えているなら、その背景も調べてみる。

そして管理費・修繕積立金、修繕計画、共用部分、過去の成約事例などを合わせて判断します。

大切なのは、

「何戸売りに出ている?」ではなく、「なぜ今、売りに出ている?」

という視点です。

中古マンションは部屋だけを買うのではありません。マンション全体のこれまでと、これからも一緒に買うという視点を持って物件を選びたいところです。

甲南山手・東灘区・灘区・中央区・芦屋・西宮をはじめ、京阪神で中古マンションをご検討の方は、ユニコーンハウジングへお気軽にご相談ください。

室内や価格だけでなく、管理状況や修繕計画、周辺の成約事例なども確認しながら、購入後まで考えた住まい探しをお手伝いいたします。

 

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