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「このマンション、駐車場空いてます」だけでは契約しないで!

~中古マンション購入で意外と見落とす「駐車場」の確認ポイント~

中古マンションを探しているお客様から、「駐車場は空いていますか?」と聞かれることがよくあります。

車を所有している方にとって、当然気になるポイントです。不動産会社から「今のところ1台空いています」と聞けば、「それなら大丈夫」と安心してしまうかもしれません。

しかし、中古マンションの購入では、「駐車場に空きがある」だけで判断するのは少し危険です。

空きがあっても購入後に必ず契約できるとは限りませんし、機械式駐車場なら車のサイズによって利用できないこともあります。また、将来的な駐車料金や設備の維持についても考えておきたいところです。

今回は、中古マンション購入時に確認しておきたい「駐車場」のポイントについて解説します。

 

「空きあり」=購入後に使える、とは限らない

まず確認したいのが、その駐車場を購入後に本当に契約できるのかということです。

マンションによって駐車場の利用方法は異なります。先着順のところもあれば、空きが出たときに抽選を行うところもあります。また、住戸の売買に伴って現在の駐車場契約をそのまま買主へ引き継げるマンションもあれば、売却時に一度返還しなければならないマンションもあります。

例えば、売主様が現在マンション内の駐車場を使っていたとしても、「その区画も一緒に引き継げます」とは限りません。

そのため、「売主さんが使っているから大丈夫」ではなく、管理規約や駐車場使用細則などで、購入後の取り扱いを確認することが大切です。

機械式駐車場は「車が入るか」を必ず確認

特に注意したいのが機械式駐車場です。

「空いています」と言われても、自分の車が入らなければ意味がありません。

機械式駐車場には、全長・全幅・全高・重量などの制限があります。SUVやミニバンなどでは高さが問題になることもありますし、車幅の大きい輸入車では利用できない場合もあります。

現在所有している車については、車検証などでサイズを確認し、駐車場側の制限と照らし合わせておきましょう。

そして、もう一つ考えてほしいのが「次に買う車」です。

現在はコンパクトカーだから問題なくても、数年後にSUVやミニバンへ乗り換えたら入らなくなる可能性があります。

マンションは長く住む可能性がある住宅です。今の車だけではなく、将来どんな車に乗る可能性があるかまで考えておくと安心です。

「駐車場代○○円」だけを見ない

毎月の駐車場料金も確認しておきたいポイントです。

例えば月額15,000円なら、年間18万円。10年間なら単純計算で180万円になります。

住宅ローンの返済額については細かく計算するのに、駐車場代については「月1万円ちょっとだから」とあまり気にしない方もいます。

しかし、管理費・修繕積立金・駐車場代を合計すると、住宅ローン以外の固定費が毎月かなりの金額になることもあります。

マンション購入では「住宅ローンが月○万円」だけではなく、管理費+修繕積立金+駐車場代まで含めた毎月の住居費で考えることが大切です。

平面式と機械式では使い勝手がかなり違う

駐車場の種類も確認しておきましょう。

平面式駐車場なら比較的出し入れしやすいですが、機械式駐車場では車を出すまでに時間がかかることがあります。

特に朝の通勤時間帯や、雨の日に小さなお子さまを乗せる場合などは、毎日の使い勝手に差が出ます。

内覧時には「駐車場があります」と聞くだけで終わらせず、実際に駐車場まで歩いてみることをおすすめします。

住戸から駐車場まで屋根があるのか。荷物を持って移動しやすいのか。機械式なら操作方法や出庫の流れはどうなのか。

毎日車を使う方にとって、駐車場は部屋の一部と同じくらい重要な設備だと考えてもいいでしょう。

大きな車なら「駐車できる」と「使いやすい」は別

平面式だから安心、とも限りません。

駐車区画そのものには入っても、隣の車との間隔が狭く、ドアを開けにくいことがあります。柱の横の区画では、車庫入れが難しい場合もあります。

また、マンションの出入口が狭かったり、前面道路から駐車場へ入る角度が厳しかったりすると、大型車では毎日の出入りにストレスを感じることもあります。

可能であれば、現在所有している車で現地周辺を確認し、車路や出入口も見ておきたいところです。

特に車幅の大きなSUVや輸入車を所有している方は、数字上のサイズだけでなく、実際の使いやすさまで確認することをおすすめします。

機械式駐車場は「将来の修繕」も考えておきたい

機械式駐車場は便利な設備ですが、機械である以上、定期的な点検や修繕が必要です。

築年数が経過したマンションでは、機械式駐車場の更新や撤去などが管理組合で検討されることもあります。

そのため中古マンションを購入するときは、室内だけでなく、長期修繕計画や管理組合の資料なども確認しておきたいところです。

「今、駐車場が使えるか」だけではなく、そのマンションが将来、駐車場設備をどのように維持していく予定なのかという視点も大切です。

駐車場が余っているマンションも要チェック

「駐車場がたくさん空いているなら、いつでも借りられて安心」と思うかもしれません。

もちろん利用する側にとってはメリットがあります。

一方で、マンションによっては駐車場使用料が管理組合の収入の一部になっている場合があります。車を所有しない世帯が増えて空き区画が多くなると、当初想定していた駐車場収入が得られなくなることも考えられます。

特に機械式駐車場の場合は、利用者が減っても設備の点検や修繕が必要になることがあります。

だからといって、「空きが多いマンションはダメ」という話ではありません。

大切なのは、空き区画の状況と将来の維持方針まで確認することです。

マンションの外に借りればいい?月極駐車場にも注意

マンション内に駐車場がなければ、「近くの月極駐車場を借りればいい」と考えることもできます。

これも一つの方法ですが、購入前に実際の空き状況と料金を確認しておきましょう。

近くに月極駐車場が見つかったとしても、その土地が将来ずっと駐車場として利用される保証はありません。売却されたり、住宅やマンションが建ったりして利用できなくなる可能性もあります。

特に車が生活に欠かせない家庭なら、マンション外の駐車場を前提に購入する場合は、代替となる駐車場が周辺にあるかまで確認しておくと安心です。

購入申込みの前に確認しておきたい

駐車場について一番避けたいのは、物件を気に入って購入申込みをした後に、

「実は駐車場を引き継げませんでした」

「空き区画はありますが抽選です」

「お客様の車は機械式駐車場に入りません」

と分かることです。

車が必要な家庭にとっては、物件購入そのものを考え直すほど重要な問題になる可能性があります。

だからこそ、できれば購入申込みをする前に、駐車場の空き状況だけでなく、利用資格、区画の決定方法、サイズ制限、料金などを不動産会社に確認してもらいましょう。

まとめ「駐車場あり」の一言では分からない

中古マンションの物件情報に「駐車場あり」「空きあり」と書いてあると、それだけで安心してしまいがちです。

しかし、本当に確認したいのは、

「自分が購入した後、その駐車場を、自分の車で、希望する条件で利用できるのか?」

ということです。

そして、マンションを長く所有するのであれば、現在の空き状況だけでなく、機械式駐車場の維持や将来の車の買い替えまで考えておく必要があります。

住宅購入では、どうしても室内や価格、駅距離に目が向きます。しかし毎日車を使う家庭なら、駐車場の使いやすさも「暮らしやすさ」を左右する大切な条件です。

気に入った中古マンションが見つかったら、「駐車場は空いていますか?」だけで終わらせず、「購入後、私の車で本当に使えますか?」まで確認してみてください。

甲南山手・東灘区・灘区・中央区・芦屋・西宮をはじめ、京阪神で中古マンションをご検討の方は、ユニコーンハウジングへお気軽にご相談ください。

室内や価格だけではなく、管理状況や駐車場など、実際に暮らし始めてから困らないためのポイントも確認しながら住まい探しをお手伝いいたします。

 

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