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News & Topics「重説」って何? 神戸で家を買うとき、ちゃんと聞いておきたいポイント
「家を買う」というのは、多くの人にとって一生に一度あるかないかの大きな決断。
特に、神戸のようにエリアによって地形や歴史が異なる街では、物件選びに慎重になるのも当然です。
さて、そんな大切なマイホーム購入の中で、見落としがちだけど非常に重要なのが「重要事項説明」、通称「重説(じゅうせつ)」です。
契約前に不動産会社(宅地建物取引士)から受けるこの説明、実は「買ってから後悔しない」ための、最後のチャンスとも言える時間なんです。
今回は、「神戸で家を買う方にこそ気をつけてほしい重説のポイント」を、わかりやすくご紹介します。
1. 灘区・東灘区・兵庫区…エリアごとの“災害リスク”に注目!
神戸は、山と海に囲まれた美しい都市ですが、その地形がゆえのリスクもあります。
たとえば六甲山のふもとの斜面地(灘区・東灘区など)では、土砂災害警戒区域に指定されている場所がありますし、埋立地のポートアイランドや兵庫区の海沿いエリアでは、液状化現象が起こる可能性があることも。
重説では、こういったハザードマップの情報や、行政による災害指定について説明されます。
「将来、どんな災害のリスクがあるか」「保険は適用されるか」など、暮らしに直結する内容なので、ぜひ注意深く聞いてください。
2. 古くて味のある街並みには、建築制限があることも
神戸には、長田や兵庫、中央区など、昭和の面影が残る住宅地がたくさんあります。レトロな商店街や坂の多い街並みが魅力ですが、再建築不可や建て替えに制限のある物件も少なくありません。
たとえば、
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前面道路の幅が4m未満
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セットバックが必要
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都市計画で制限されている地域 など
重説では「接道義務」や「建ぺい率・容積率」なども説明されますが、これらは将来的にリフォームや建て替えを検討する際に大きく影響してきます。
「今の状態で気に入ったからOK」ではなく、「将来も安心して持ち続けられるか」という視点でしっかり確認しましょう。
3. 「聞いてなかった」はNG!わからないことは遠慮せず質問を
重説の時間は、買主が不利にならないよう、法律で義務付けられた大切な説明の場です。でも正直、専門用語が多くてわかりにくいというのが本音ではないでしょうか?
たとえば…
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「用途地域」って何?
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「既存不適格」って大丈夫なの?
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「共有持分」ってどういうこと? など
これらを「よくわからないけど、とりあえずサインしよう」と流してしまうと、後々トラブルになる可能性も。
宅建士は「説明責任」を果たす立場ですが、「理解して買うかどうか」は買主の責任になります。
だからこそ、「今さら聞いたら恥ずかしいかも…」なんて思わず、疑問に思ったらその場で質問することが大切です。
4. 神戸の“まちの個性”を知っておこう
神戸はエリアによって住環境が大きく異なります。
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岡本・住吉エリア:人気の文教地区。条例による景観規制がある場合も。
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兵庫区の下町エリア:道路やインフラが古く、設備の整備状況を確認したいところ。
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西区・北区のニュータウン:上下水道の引き込み状況や、団地規約などに注意。
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中央区の旧市街地:借地権物件や、土地所有の形が複雑なケースもあります。
これらも重説で丁寧に説明されますが、「自分たちのライフスタイルに合っているか」という視点で耳を傾けてみてください。
✔ 最後に:不安を残さず、納得して買うために
重説は、契約の前に「本当にこの物件で大丈夫?」と立ち止まる、いわば“最終チェックポイント”です。
神戸のまちを知り尽くした、信頼できる不動産会社と一緒に、不安をひとつずつ解消しながら進めていくことが、後悔しない住まい選びに繋がります。
ユニコーンハウジングでは、地域密着の視点から「神戸の物件ならではの注意点」もわかりやすくご説明いたします。
分からないことは、遠慮なく何でも聞いてくださいね。
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