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「子どもが独立したら広すぎる?」家は“今の家族5人”だけで選ばないのが◎

~10年後・15年後の暮らしまで考えた住宅購入~

家族5人で家を探していると、「子ども部屋が3つ欲しいから4LDK」「できれば80㎡以上」といった条件が出てきます。

もちろん、今の家族が快適に暮らせることは大切です。ただ、住宅は長く住むもの。購入するときには、今の家族構成だけではなく、10年後・15年後の暮らしを少し想像してみることも大切です。

今は毎日使う子ども部屋も、将来は空き部屋になるかもしれません。そのとき、この家で夫婦2人になっても暮らしやすいでしょうか。

 

「子ども部屋が3つ必要」は何年間?

例えば、小学生・中学生・高校生の子どもがいる家庭なら、それぞれの個室が欲しくなる時期があります。そのため4LDKを探すのは自然なことです。

ただ、その状態がずっと続くとは限りません。進学や就職、結婚などで子どもが家を出れば、10年後には5人家族から3人、2人になっている可能性もあります。

だからといって「将来使わなくなるから子ども部屋はいらない」という話ではありません。

考えたいのは、その広さが必要な期間と、その後どう使えるかです。

4LDKより3LDKの方が合う家庭もある

例えば同じ予算なら、「駅から少し離れた80㎡の4LDK」と「駅に近い70㎡台の3LDK」という選択肢が出てくることがあります。

今だけを考えれば4LDKの方が魅力的かもしれません。しかし子どもが独立したあと、駅やスーパー、病院まで歩きやすい3LDKの方が暮らしやすく感じる可能性もあります。

また、将来売却することになれば、広さだけではなく、駅距離や周辺環境、管理状態なども重要になってきます。

「部屋数が多い=自分たちにとって良い家」とは限らないということです。

子ども部屋は「ずっと子ども部屋」でなくてもいい

間取りを見るときは、部屋の名前を固定して考えないこともポイントです。

今は子ども部屋として使い、独立したあとは書斎や趣味の部屋にする。夫婦それぞれの部屋として使ったり、収納スペースとして活用したりする方法もあります。

逆に、広い家を購入しても、将来ほとんど使わない部屋が増えれば、掃除や管理の負担を感じることもあります。

「今、この部屋をどう使う?」だけでなく、「10年後、この部屋を何に使う?」と考えて間取りを見ると、家選びの見方が少し変わります。

10年後に住み替えるという選択肢もある

もちろん、一度買った家に一生住み続けなければならないわけではありません。

子育て中は広い4LDKで暮らし、子どもが独立したら夫婦2人で便利な場所の2LDKや3LDKへ住み替える。そんな考え方もあります。

その可能性があるなら、購入するときから「将来売るとしたらどうだろう?」という視点を少し持っておくと安心です。

駅からの距離、周辺の生活環境、マンションなら管理状態や修繕計画など、次の買主さんがどこを見るかも意識して物件を選びます。

将来いくらで売れるかを正確に予測することはできませんが、「売る可能性を考えて買う」ことはできます。

「今」と「将来」のどちらかを選ぶ必要はありません

住宅購入で難しいのは、将来ばかり考えると、今の暮らしが窮屈になってしまうことです。

だから「子どもが独立するから小さい家を買いましょう」という話ではありません。

大切なのは、今の家族が快適に暮らせて、将来家族構成が変わっても使い方を変えられる家かどうか。

家族5人なら、今必要な広さはしっかり確保する。そのうえで、10年後・15年後に夫婦2人になったとき、その家で暮らし続けるのか、住み替えるのかまで少し想像してみる。

それだけでも、住宅購入の判断はかなり変わってきます。

家を買うときは「10年後の間取り」も考えてみる

家探しでは、どうしても「今、何部屋必要?」というところから考えます。

でも住宅は、家族と一緒に長い時間を過ごす場所です。

今は5人。10年後は3人かもしれない。15年後は夫婦2人かもしれない。

だからこそ、「今の家族にちょうどいい家」だけではなく、「家族が変化しても暮らし方を変えられる家」という視点も持ってみてください。

今の暮らしも大切にしながら、10年後・15年後にも「この家を選んでよかった」と思える物件を探していきましょう。


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