マイホームを購入するとき、多くの人が物件価格ばかりに注目しがちです。

でも実は、それ以外にもさまざまな諸費用がかかることを知っていますか？
物件価格だけを見て予算を組んでしまうと、「こんなにお金が必要だったの⁉」と後から驚くことに…。
今回は、不動産購入時に必要な諸費用について、種類や相場、節約のコツをわかりやすく解説します！

1. 不動産購入時にかかる「諸費用」の目安

一般的に、諸費用は「物件価格の6～10%程度」といわれています。

例えば、3,000万円の物件を購入する場合、
約180万～300万円の諸費用が別途必要になる計算です。

では、具体的にどんな費用がかかるのか、詳しく見ていきましょう。

2. 主な諸費用の内訳と相場

住宅ローン関連の費用

項目 費用の目安 内容
・ローン事務手数料 約3万～55万円 銀行に支払う手数料（定額or借入額の2.2%）
・保証料 0円～借入額の2% 連帯保証人の代わりに払う費用
・団体信用生命保険（団信） 金利に含まれるor年5万～10万円 住宅ローン専用の生命保険
・印紙税 2万円～6万円 ローン契約時に必要な税金

ポイント
・「保証料なし」の住宅ローンを選ぶと費用を抑えられる
・ネット銀行は事務手数料が高めだけど、金利が低いケースが多い

登記関連の費用

項目 費用の目安 内容
・登録免許税 10万～25万円 不動産の名義変更時にかかる税金
・司法書士報酬 5万～10万円 登記手続きを依頼する費用

ポイント
・司法書士報酬は相場があるけど、複数の事務所に見積もりを取ると節約できる可能性があります。

不動産会社への費用

項目 費用の目安 内容
仲介手数料 「物件価格×3%＋6万円」＋消費税 不動産会社に支払う報酬

ポイント
・新築の「売主物件」なら仲介手数料がかからないことも
・値引き交渉は難しいけど、キャンペーン割引を実施している会社もあるので要チェック

その他の諸費用

項目 費用の目安 内容
・固定資産税・都市計画税 年額10万～20万円 その年の持ち主が払う税金（購入時に日割り計算）
・火災保険・地震保険 5万～30万円 住宅ローンを借りる場合、ほぼ必須
・引っ越し費用 10万～20万円 シーズンや距離によって変動する

ポイント
・火災保険は補償内容によって価格差が大きいので比較必須
・引っ越し費用はオフシーズン（5月～8月、11月）が安い

3. 諸費用を少しでも節約するコツ！
• 住宅ローンの選び方を工夫する
ネット銀行は金利が低いけど、事務手数料が高めのケースも。トータルで比較することが大切です。
• 火災保険は内容を精査する
「オールリスク型」よりも、「必要な補償だけ」のプランのほうが安くなることもあります。
• 引っ越しは早めに予約する
見積もりは複数社に依頼して比較！早期予約割引を活用しましょう。

 

4. まとめ：諸費用もしっかり予算に入れましょう

不動産購入時には、物件価格＋諸費用（6～10%）がかかることを忘れないようにしましょう。
• 住宅ローン関係（事務手数料・保証料など）
• 登記費用（登録免許税・司法書士報酬）
• 不動産会社への手数料（仲介手数料）
• 税金や保険料（固定資産税・火災保険など）

「思ったよりお金がかかった…！」とならないように、事前にしっかり資金計画を立てることが大切です。

これから家を買う人は、諸費用も忘れずに準備しておくことが、大切です。

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