家を建てる第一歩は、希望に合う土地探しから始まります。初めての土地探しでは、どこから始めれば良いのか迷うことも多いでしょう。今回は、不動産店が教えるおすすめの土地探しの方法を紹介します。

■土地の探し方

ネット

ネットで土地を探す方法は、膨大な量の土地情報を閲覧できるため、いろいろな土地を見たい人に向いています。特に理想の土地のイメージがまだ固まっていない場合、ネットで様々なタイプの土地を見ることで参考になります。ただし、ネット上の情報はやや古い場合があるので注意が必要です。

ハウスメーカー

ハウスメーカーで土地を探す方法は、その後の建築計画がある程度進んでいる人におすすめです。ハウスメーカーは新しい土地情報を持っていることが多く、特に人気の高いエリアでは、他の不動産店から流れてきた新鮮な情報が得られることもあります。しかし、土地を購入した後、そのハウスメーカーで建築しなければならない場合が多いので、注意が必要です。

不動産店

不動産店で土地を探す方法は、地元の土地のプロである不動産店が最新の土地情報を提供してくれるため、地元の詳細な情報を知りたい人に向いています。不動産店は、扱う土地のバリエーションが豊富で、様々なニーズに応えられます。ただし、土地購入後の建設的な提案は少ないことが多いです。

■土地を探す際のチェックポイント

土地へかけられる金額を明確にする

土地探しの第一歩は、資金計画を立てることです。全体の予算を把握し、土地にかけられる金額を明確にしておきましょう。

希望条件を整理しておく

希望するエリア、土地の大きさ、形状などの条件を整理しておくことが大切です。これにより、土地探しがスムーズになります。

土地の制限を知っておく

土地には建ぺい率、容積率、斜線制限、防火地域/準防火地域などの制限があります。これらの制限を確認し、希望する建物が建てられるかを事前に調べましょう。

日当たり・風通しなどの確認

購入したい土地の近くに雑木林や竹林があると日当たりや風通しが悪くなることがあります。雨天時に訪れて水はけも確認しましょう。

隣地との関係

地積測量図や境界確認書がない場合、越境や間口の確認が必要です。隣地とのトラブルを避けるためにも確認は重要です。

電柱やごみ置き場の確認

敷地の間口に電柱が立っていたり、ごみ置き場になっている場合があります。これらを移動させるには費用がかかるので事前にチェックしましょう。

地質の確認

地盤が緩くないかや盛り土の有無を確認しましょう。専門家に同行してもらうのが安心です。

更地か古家があるかの確認

古家が残されている場合は取り壊し費用が発生します。更地か古家があるかを確認し、追加費用を把握しておきましょう。

■まとめ

土地の購入は一生のうちで大きな買い物です。希望する条件を明確にし、自分に合った方法で理想の土地を見つけましょう。不安なことがあれば、専門家や信頼できる不動産店に相談することをおすすめします。ぜひご自分に合った土地を見つけて、理想の家を建ててください。